産後の骨盤矯正は必要!?

実は、産後の骨盤矯正は必要無かった!?

もともと人間には、骨盤が歪んでも元の状態に戻る力が備わっています。
その力の源は「インナーマッスル(お腹の奥の筋肉)」です

江戸時代、農家の方々は女性も男性も米俵をヒョイヒョイかついで運んでいたそうです。
その重さ・・・なんと約60㎏!
何故60㎏が選ばれたかというと、みんなが持てる重さだったから・・・ということです。

農作業のみならず、ほとんど手仕事で行われていた昔の生活様式は、インナーマッスルと下半身の筋肉を鍛えてくれていました
そしてその鍛えられたインナーマッスルにより、昔の方たちの骨盤は出産後も自然と元に戻ることができていました(多少の歪みは残るとしても)。

現代人は江戸時代の人々に比べて体は大きくなったのですが、筋力ではかなり劣ります。
特にインナーマッスルを含めた下半身の筋肉は少なすぎます
妊娠・出産でさらに落ちた現代人のインナーマッスルでは元の骨盤に戻りきれないのです。

人間にもともと備わっている、元に戻る力が主役です。
元に戻り切れない骨盤をそっと後押ししてあげる。それが産後の骨盤矯正です。