ひざの痛み

膝の痛みは放置していると年々悪くなります。
何故なら膝の痛みは長年の悪い立ち方・歩き方が原因だからです。

悪い歩き方と、その歩き方から発生する膝の痛みを分類してみます。

外側重心の方 → 膝の内側の痛み・膝の外側の痛み

外側重心で歩くと、膝の内側の骨がぶつかり合います。
そして内側の軟骨がすり減ってくると痛みが出ます。
膝の内側の痛みに悩む方が多いのは、外側重心で立っている方が多いからです。
そのうえ膝の内側に痛みがあると、かばって更に外側重心となりやすく症状が悪化していきやすいです。

さらに外側重心はももやふくらはぎの外側の筋肉が固くなります。
その筋肉に引っ張られることにより、膝の外側の痛みも出やすくなります。

かかと重心の方 → お皿の周りの痛み

かかと重心はももの前面の筋肉に負担をかけ、徐々に筋肉が固くなっていきます。
固くなった筋肉が膝関節の前面に圧迫力を加えるため、お皿の上下に痛みがでます。

浮指の方 → 膝の裏の痛み

かかとを地面に打ち付けながら歩く時に、膝の裏側の筋肉に負担をかけます。
固くなった裏側の筋肉が痛みを発します。

 

足裏バランス測定器で計測すると、痛みの原因は一目瞭然です。
筋肉の硬直はハイボルト療法で、関節の腫れは超音波療法で対処します。
その上で骨盤を中心とした全身の矯正を行い、立ち方・歩き方を良くします。

良い立ち方・歩き方を身につければ、膝の痛みは再発しません。
痛みを感じたら早め早めの施術がオススメです。