足底腱膜炎
足底腱膜炎とは?
足底腱膜炎(そくていけんまくえん)は、かかとから足指の付け根にかけて伸びている「足底腱膜」に炎症が起こることで、足裏やかかとに痛みを生じる疾患です。特に朝起きて最初の一歩や、長時間座った後に立ち上がった際に強い痛みを感じるのが特徴で、日常生活や仕事、スポーツに支障をきたすことも少なくありません。
足底腱膜炎の主な原因
足底腱膜炎は、足裏に繰り返し加わる負担が主な原因です。長時間の立ち仕事や歩行、ランニングやジャンプ動作の多いスポーツ、体重増加などにより足底腱膜が引き伸ばされ、微細な損傷が蓄積することで炎症が起こります。また、扁平足やハイアーチ(甲高)などの足の構造的な問題、クッション性の低い靴や合わない靴の使用も発症リスクを高めます。
近年多くみられるのが、浮き指による足底腱膜炎です。足の指が地面に着いていないと本来指が支える体重の重さを、足底腱膜が支えなくてはならなくなります。結果負担が大きくなった足底腱膜が固くなり、痛みを引き起こしてしまいます。
さんさん整骨院では、上記のような足底重心の画像を撮影し、それを元に施術・矯正を行っていきます。
よくみられる症状
代表的な症状は、かかとの内側を中心とした足裏の痛みです。特に朝の起床時や、安静後の動き始めに強く、歩いているうちに一時的に和らぐことがあります。しかし、無理を続けると痛みが慢性化し、日常的に違和感や痛みを感じるようになるため、早めの対処が重要です。
さんさん整骨院での考え方と施術
さんさん整骨院では、足底腱膜炎を「足裏だけの問題」として捉えず、身体全体のバランスを重視して施術を行います。足底腱膜炎にお悩みの方の90%以上は足の指が浮いてしまっています。浮き指は、足裏の痛みだけでなく、猫背・反り腰から首・肩・背中・腰の痛みにもつながります。足首やふくらはぎ、膝、股関節の動き、さらには骨盤や姿勢の歪みまで確認し、足底腱膜に過度な負担がかかっている原因を見極めます。
施術では、手技やハイボルト電気治療による筋肉や腱膜へのアプローチ、必要に応じたテーピングなどを行い、足底への負担軽減を図ります。また骨盤、骨格の矯正により足の指に体重をかけやすい身体を創ります。そして、ご自宅で行えるストレッチやセルフケア、靴選びや歩き方のアドバイスも丁寧にお伝えし、再発予防までサポートします。
早めのケアが改善への近道
足底腱膜炎は、我慢して放置すると回復までに時間がかかるケースが多い症状です。「少し痛いだけ」と軽く考えず、違和感を覚えた段階で適切なケアを行うことが大切です。足裏やかかとの痛みでお悩みの方は、ぜひ一度さんさん整骨院へご相談ください。お一人おひとりの状態に合わせた施術で、快適な歩行と日常生活を取り戻すお手伝いをいたします。









